フィルムカメラを始めた時から興味はあったんですが、この度ついに自家現像をやってみました。
機材、手順について
今回は
カメラ Canon F-1
レンズ FD35mm F2
フィルム FUJICOLOR 100 で撮影して、自家現像処理、R5でデジタイズ、Lightroomで反転微調整という手順で仕上げたものになります。
現像液はマリックスのカラーネガフィルム(C-41)粉末現像剤キットを使用しました。
なんせ初めてなのでオーソドックスで簡単なのがいいかと思いましてこちらを使用。
他には現像タンクやフィルムピッカー等をAmazonやビックカメラで。温度計や計量カップ、タイマー、クリップ等を百均で揃えて臨みました。
初期投資としては1万円もかかってないので意外とお安く済みましたね。
手順については、あまり調べず適当にやりました。
まずダークバッグという真っ黒の袋の中でフィルムをリールに巻き付けますが、中国メーカーの取説はほぼ説明になってないし、よくわからんままやってかなり失敗してくちゃくちゃになってました。まあ気にせず進めます。
次に現像液等を入れたり出したり、振ったり時間を置いたりしていきます。
温度は38度くらいとのことなので、お風呂のお湯で温めてだいたい合わせました。
時間に関しては現像剤キットの取説に書いてあった通りに大体で。
液の順番だけ守ってあとはほんとに適当ですね。
その後水洗いして、干して現像は終わりです。
まあ失敗してましたね。
写真
こちらが初めて自家現像しデータ化した写真たちになります。
くちゃくちゃになってしまった部分は現像できておらず、全く写真になっていなかったので諦めるとして、ちょっと折れちゃったくらいのはこの場で供養させてください。
他はまあまあちゃんと撮れて現像もできておりましたよ。
色がおかしかったり、パキッとしてるかと思いきやゆるゆるだったり安定しませんね。
まあでも初めての自家現像で適当にやったにしては意外とうまくいったんじゃないでしょうか。
フィルム写真について
ちょっと前まで一部でブームだったそうな。若者がフィルムがエモが〜とかテレビで言ってたのを聞いたことがありますが、カメラ店や街中、観光地でも若い人がカメラぶら下げてるのみたことないんですよね。田舎だから?
ああいう人たちは基本コンテンツを食い潰すふだけで、通ったあとは焼け野原みたいなことがままあるので正直迷惑かなと思ったりもします。
フィルム写真文化はマニアックで少数の人たちだけが細々と楽しむもの、じゃダメなのかな。無線とかオーディオとかヘリとかに似た感じかな...。
しかし、自分でやってみるとなかなか面白いものですね。写真に対する考えも変わりそうです。近頃はPCやスマホの中だけになっている写真ですが、フィルム写真や現像作業、プリントみたいな実際にものや作業としての写真もいいと思うんですよね。
今後も趣味としてまったり楽しんでいきたいですね。
今日の一曲
ものに残す思い出。いいじゃない。